次の日、あたしは休み時間となればやっぱり当たり前のようにヤスの背中にもたれかかってた。
好き…って気持ちはまったくなくなったわけじゃないけど、もう定位置?みたいな。
人肌はやっぱり落ち着く。
「悠里とヤスってさ、付き合ってんの?」
隣のクラスの瑠未がバカなこと聞いてきた。
前のあたしだったら、ヤス、どんな反応すんのー?みたいに思ってたけど、今のあたしは違った。
「付き合ってないよー?あたし、「ない」らしいから。」
「はぁ?マジかよ!」
そう言ったのはヤスの前の席の武田。
あたしの胸元ばっかり見てくる変態男子バスケ部員。
「マジだよ。ねー?ヤス!」
「おーマジマジ。」
「あたしら親友だからねー?ヤス!」
「おー親友親友。」
ヤスのこーゆーノリが好きだった。
本心じゃないって分かってるけど、ノってくれてるこの感じ。
あたしのこと好きなんだって勘違いしちゃうこの感じ。
そんな風にふざけてるとチャイムが鳴った。
あたしはヤスの肩から手を引いて起き上がって席へと向かった。
好き…って気持ちはまったくなくなったわけじゃないけど、もう定位置?みたいな。
人肌はやっぱり落ち着く。
「悠里とヤスってさ、付き合ってんの?」
隣のクラスの瑠未がバカなこと聞いてきた。
前のあたしだったら、ヤス、どんな反応すんのー?みたいに思ってたけど、今のあたしは違った。
「付き合ってないよー?あたし、「ない」らしいから。」
「はぁ?マジかよ!」
そう言ったのはヤスの前の席の武田。
あたしの胸元ばっかり見てくる変態男子バスケ部員。
「マジだよ。ねー?ヤス!」
「おーマジマジ。」
「あたしら親友だからねー?ヤス!」
「おー親友親友。」
ヤスのこーゆーノリが好きだった。
本心じゃないって分かってるけど、ノってくれてるこの感じ。
あたしのこと好きなんだって勘違いしちゃうこの感じ。
そんな風にふざけてるとチャイムが鳴った。
あたしはヤスの肩から手を引いて起き上がって席へと向かった。