新学期、始業式そうそう二人は遅刻者となった。

「始業式って、つまんないけどさ。
 終わったら、帰れるからいいよね」

湯島は嬉しそうに言った。

「まぁな」

呉汰も同意した。

つまらない始業式…そのために頑張って走った呉汰。

ふに落ちなかった。

遅刻者という恥をさらし、
始業式中空腹のため、お腹がなるという
ものすっごい生き地獄を感じた。

呉汰は消えたい気持ちだった。

あんなに頑張ったわりにもう帰宅。
ふに落ちない。