女子達は湯島が怒鳴り、
現れた直後逃げ出した。

「絵利。お前いつもあんなことされてたのか?」

湯島は絵利ちゃんに問いかけた。

けど、絵利ちゃんは何も言わなかった。

「何かあったら俺に言え、
 俺は絵利の彼氏だ。
 彼氏なんだから、
 ちゃんとお前を守る。
 だから俺に言え。」

目に泪を溜めた絵利ちゃんは
湯島を見つめうなずいた。

湯島は泣き震える絵利ちゃんを抱きしめた。

湯島、かっこいい~!!

呉汰はその場から離れた。