「いい感じだね、呉汰くん」

ま、眩しい。

眩しすぎる連ちゃんの笑顔に呉汰は直視できないでいた。

「…そういえば、蓮ってどうしてここにいるの?」

大門家の遠く離れた公園で初めて逢った。

きっとそこらへんに住んでいるのだろう。

ここは呉汰の学校の近く。

距離は遠く離れている。

「それは…」

「家は違うよね?どうしてここにいるの?」

黙り込む蓮ちゃん。

「実はランちゃんと知り合いでね。
 呉汰くんの話聞いて。
 逢いたくなったの」

キャーこれは告白。

一人騒がしい作者 上。