「わ~こんな時間。
 お母さんに怒られる」

蓮ちゃんは腕時計を目にびっくりした。

「じゃあ帰るね。
 またね、呉汰くん」

蓮ちゃんは呉汰に手をふる。
『またね』と言って…。

「うん、いろいろ有り難う、蓮」
呉汰も手をふる。
『また』とは言えずにいた…。

いい感じになれた二人は別れたのであった。