「すごいよ!私!!早くも友達二人GETだよ~」

「そうかーよかったなー」

恭介が栞の頭をくしゃくしゃーっとした

「ちょっと!さいてーちゃんと綺麗にしてきたのに!!」

「まぁこれでちょっとは、自然になったな~ワックスつけすぎた奴みたいだったぞ」

「もーー!入学式までまだ時間あるよね!美桜!トイレ行くよ!」

「え?あ、いいの、かな?」
栞は、私の手を引きトイレへ向かった。