「…み…んな…。」


「梨乃、生きろ!」


恭朶がそういう。


「梨乃、死なないで。」


泣きながら、琴羽がいった。
他のみんなも泣いてる。


「なん…で…みん…な…泣いて…るの?
泣…かない…で。
私は…、みんなの……、笑顔…、みたい。」