私は、恭朶に手を握られた。
しかも、恋人つなぎ。

すごくドキドキする。


恭朶は軽く手を引っ張って、先を歩く。
私はちょこちょこと、あとをついていく。



ついたのはゲームセンター。


「なんでここ?」


「いいから。
ほら、入るぞ。」


「あっ、うん。」