校内を歩いている途中


『そういえば最初に名字聞いてなかったけど、アンタも一ノ宮だったの?』



コイツは確かに、一ノ宮 白
と名乗った。


『え、俺名字なんかねぇけど?』



『は?!
だってさっき一ノ宮 白って...』


『天界に名字なんて存在しないからな。

まぁいいじゃんか、将来この名字ってやつをもらえるんだから。

俺達が結婚したら俺名字ないから一ノ宮 白になるし』


なんでそうなっちゃうかなぁ...。