『『『きゃああぁ』』』


......悲鳴があがった。



いや、歓声なのだろうけどこの女子共の声...私には悲鳴にしか聞こえないよ。


それもコイツのせいだ!


『じゃあ一ノ宮...あー、2人とも一ノ宮か。

一ノ宮 愛ー、転校して来てなにも分からないだろうから隣の席として

校内案内したり教科書見せたりしてやれよー』


えぇー、私がするのにぃ。


などという声がたくさんあがった。


......かわれるもんならかわってよ。