入学式の次の日...



登校中で、みずちんを待っている。



「ふわぁぁぁ.....痛っ!」




「おはょー!なっちゃん♪」ニコッ♡



「もぉー満面の笑みで人を叩くなー!」



まぁ、こんなやり取りを毎日のようにしてたあたしは慣れてるけど笑



最近の毎朝の話題は、あたしが入学式に会った『彼』。



名前聞けなかったなぁ。



「で?何か情報つかめたん??」




「なーんにもっ!たぶん同い年ではあると思うけどー...」




そんな話をしているうちに学校に着いた。



周りにはたくさんのセンパイ方...



「なんか同い年いなくなーい?」



「えー?いるやんいっぱい笑」




「あっみんな背が高いのか、」



「教室どこだっけ?」



「方向音痴ーこっちだょー」



「そのあだ名やめろー笑....ぶわっ!」



あたしは誰かとぶつかったみたい。。。



とりあえず謝らなきゃ。



「あっごめんなさい...」



「あー!昨日のくるくるちゃんだー」




「え?あっ!昨日はありがとう♪」


「でも、なんでくるくるちゃん?」


「髪がくるくるしてるからー」


「そーゆうことか笑 ありがとうなのかな?」



「いえいえ笑 、一緒に教室行く?」



ん?ここって怒った方がいいのかな?



またあたしが迷うからとか思われてるよねこれ?



優しさなのかな?



「あのーもしかして私の事からかってない?」



「そーとも言えるかなぁ」




「それじゃぁ遠慮しますー。友達と行くんで、」



なんだろう?心拍が早くて胸が苦しい。



「なっちゃん?顔真っ赤やで?
あっ!もしかしてあの子に恋したん?」



「そんなことないよ!そんなこと...ないよ。」




そうだあたし前にもこんな気持ちになったことある。



また、あの苦しみを背負わなくちゃいけないのかな...



♡続く♡