検査が終わり、私は何故か違う部屋へとうつされ、病院の先生とお母さんが何か話しているらしい。



その間、もってきた宿題を進めた。






何分かたち、個室から病院の先生に支えられ、お母さんが出てきた。


「お母さん…どうしたの?なんで泣いてる………の?」



私は、嫌な予感がした。



「お母さん、お願い!教えてよ!」



「何でも………ないわ」



そんなわけ、ないでしょ?



「私の…体だよ?人生だよ?教えてよ!」



お母さんは、震えながら先生に

「………先生から、話してやってください……この子は、中学生です…自分の事を知っておかせてください」


って、途切れながら…そういった。



先生は、険しい顔をして「本当に…いいんですね?」といってから話し始めた。