『おはよ。咲空!』
『おはよ。陽華!』
私は、駅の時計台の下でいつものように待っていた咲空に声をかけた
※咲空→小池 咲空(こいけ さくら)
陽華の幼なじみであり、親同士も仲がいい ※
『咲空 行こっか?』
『うん。そう言えばさ、こないだ西口にオープンした森のカフェって行った?』
『ううん。まだ。でも、行きたいなとは思ってるんだ』
『本当⁉︎実はさ、昨日優雅と行ったらさめちゃくちゃ美味しくて、クーポンも貰ったから良かったら一緒にいかない?』
※優雅→渡辺 優雅(わたなべ ゆうが)
小学校の時の同級生
私立 城南学院 高等科 3年
咲空とは中学から付き合ってる ※
『行きたい!いつ、行く?』
『今日の放課後とかは?』
『okー!』
私たちは、カフェの話をしながら電車に乗った