「寂しかったんじゃ・・・満たされてたら、そんな面倒なことしねーだろ。出会い系なんてサクラだらけだし、それも知っててただ楽しんでただけだとしたら、それは浮気じゃない気がする。お前のしてきたことの方が、罪だろ」




黙ってるから俺は次から次へと話し出した。



追い詰めるだけ追い詰めて、白田の化けの皮をはがしたいと思った。





泣き出した白田は、旦那さんに正直に話してみると言った。


携帯を見たこと、出会い系に登録していたことがショックだったことを。




「で、お前はどう変わるんじゃ?」





「今度こそ、本当に清水先輩をあきらめます。ちゃんと主人を愛していきます」






陽菜が1時間以内と言っていたが、ちょうどギリギリ55分で『お悩み相談会』は終了した。