亜沙子と小早川の待つ場所まで、私はドキドキしながら王子と手を繋いでいた。



時々、王子が・・・ちょっとエッチな感じで指を絡めてくるので、私は貧血で倒れそうになった。




体が熱い。



心も熱い。




私、王子が本当に好きだ。




だから・・・



王子のものになりたい。