キスしちゃった。



仕方ないよな。



この状況でキスを我慢できる男っていないだろ!!




だって、陽菜の寝顔は『キスして、王子・・・』って俺に語りかけていた。



まぁ、陽菜にはバレてないんだし、いいよな。



まだしばらくは、「キスしない」宣言を守って、陽菜をいじめてやるとしよう。




でも、俺・・・




陽菜の家に着くまでの間・・・




3回もキスしちゃった。






だって、あまりにもかわいいから。



あまりにも幸せな気持ちになるキスだったから。




いつか、ちゃんと起きてる時にしような。




こんな俺だけど・・・

ずっとそばにいてくれよ。






~王子目線END~