窓から晴斗の車を眺めていると、車に晴斗が乗り込んだ。



仲良く話す女子高生と晴斗に、私の胸はえぐられるように痛み出した。




同僚と付き合い始めたと嘘をついた晴斗。



晴斗は私の弱さを知っているから嘘を付いた。





私の教え子の中に彼女がいると言えば・・・

私は彼女に何かすると心配したんでしょ。




それは正しい選択だった。




でも、嘘がバレた。






私の大事な晴斗を奪った生徒が誰なのか・・・


絶対に突き止めてやる。