わ!!!
電話だぁ!
本当に10時ぴったりにかかってきたぁ。
私は携帯を握り締め、自分の部屋へとダッシュ!!
「もしもし・・・」
『あぁ?もっと早く出ろ!!ば~か!』
大好きな王子からの、彼氏発言に、ドキドキしまくっていた。
束縛とかするのかな、王子って。
「ごめんなさい。王子・・・」
『じゃあ、おわびに、晴斗って呼べ!』
え・・・
なんだか、王子ってばかわいい。
「晴斗・・・さん」
『ぼけがぁ!さんは、いらんのじゃ。晴斗、愛してるって言ってみろやぁ!』
王子は、ますますS口調になり、私をキュンキュンさせた。