早めにお風呂に入り、亜沙子から報告電話を待っていた。
亜沙子からの電話を待っている私の元に、
王子からの電話が来た。
予想外だった。
「もしもし!!!!嬉しい!!!」
『陽菜ぁ~俺からの電話待ってたのか?今日は、俺の姿見えなくて寂しかったかぁ?』
テンション高めな王子は、彼氏のような発言でまた私をときめかせた。
「今日も電話くれると思ってなかったから嬉しい!!研修どうですか?」
『今、俺酔っとるんじゃぁ・・・今だったら、陽菜が目の前にいたら襲っちゃうかも~はははは・・・嘘じゃぁ。ガキに興味ないわ。』
王子はケラケラと笑いながら、いつもより数倍明るい声で言った。
「晴斗さん、お酒飲んでるんですか?酔うとエッチになるの?」