5月12日

日記を書くことにする。

今日は、雲ひとつない晴天で青空が広がっていた。
初めての一人暮らしはドキドキするな(>_<)
何一つ変わらない代わり映えしない一日だった。


5月13日

今日も、雲ひとつない晴天で青空が広がっていた。
一人暮らし二日目の夜は寂しい。
お隣さんに挨拶に行かないと。
お隣さんも高校生らしい。
友達になれるかな??


*****

パタンとノートを閉じ、フゥと溜め息をつきベッドに入った。


ケータイを見ると中学生の同級生だった美緒から着信が入っていた。


15分前に入っていたから慌ててかけ直す。


プルルル~プルル…

2コール目で、

「はい」

声が聞こえた。

「もしもし?美緒?ごめん気づかなかった」

「いいよいいよ!」

「どうしたの?」

「あのさ、中学生の頃同じクラスだった悠人覚えてる?」

「覚えてるよ!」

「アイツ…さ…?」

「ん?」

「莉紗の学校転校してくるんだって」

「は?」

「明日から、がんばってね」


そう言って苦笑い気味に笑い電話を切った美緒。


悠人って…

あの悠人…??