「せめて、俺も六中に行きたかったよなぁ。」

「なんで?」

キョトンとする准に、懇々と語る。


「六中って可愛い子、多かっただろ。
一緒に授業受けれるだけで幸せじゃん。」

准がいつもの呆れ顔を作る。


「それに、フジのクリステル居たんだろ。
俺も、生で見たかったぁ。」

「居たって言っても、少しの間だぞ。」

チャチャを入れる准を無視して続けた。