「ほれ、
『山羊さん郵便』だ。」

手に持て余していた便箋を准の頭に乗せ、ミネラルを掻払うと一気に飲んでやった。


「何すんだよ。
さっき買ったばっかなんだぞ。」

むくれる准より、更にむくれた顔をワザと作ってみせた。