溶け落ちてくるアイスを下の方からベロリと舐めあげると、口いっぱいに広がる甘酸っぱいイチゴの味。



准のしかめた面が、視界の隅端に入る。

気にせず、指に付いた甘い雫も舐めとった。




「クソ暑いのに、
そんな甘ったるいアイス、よく喰えるよな。」