濃い碧色のチャリに跨って、風を切って走る長い下り坂。

国道へと続く道。


夕方、陽もだいぶ落ちかけ辺りは薄暗くなりかけていた。


最後の配達ぐらいまでは、間に合うだろう…


とにかくチャリのペダルを必死でこぎ、ぺぃちゃんの店まで急いでいだ。