白のニット地のチュニックに、膝下丈のデニムのパンツ。

千尋のいつもと違う雰囲気に、少しドキドキする俺。


夏の開放的な気分に影響されるのか、千尋が隣に居ると考えるだけでも、胸が鳴りだす。


それを知ってか知らずか、千尋は相変わらず花が咲いたような笑顔で俺の隣で笑っているんだ。