「兄貴と偽って千尋の側にいる事が、正しいかどうかは解らない。

だけど、長野県の病院に転院するまでの間、千尋と一緒に居たいんだ。」



果たしてそれが千尋の記憶に、どう残っていくのか解らない。

全て、忘れてしまうかもーー



だけど、

それでも、側に居たいと思った。