それは綺麗なネックレスだった。ネックレスには指輪が掛けてある。

「これを……私に?」

「あぁ、今度会うときに一緒につけようと思って」

ちらりと自分の首もとを花梨に見せる。

そこには花梨とお揃いのネックレスがかかってある。

「ありがとうございます亮さん。嬉しいです」

「お前が俺のものだったいう証拠。毎日つけとけよ」

ちゅっと花梨の首もとにキスをする。

「これオマケ」

「先輩っ!」

2人は再び歩き学校へ向かった。