結局会えなかったなぁ……。

亮は昼休みのすれ違いを考えていた。

もしかして俺、避けられてるとかないよな?

こんなにも会っていないと不安にも襲われてしまう。

ため息をつきユニフォームへと着替え部室を出る。

珍しく光はまだ来ていなかった。多分教師に呼び出されているのだろう。未だ部活をやっているから。

するとそこに……

「亮さんっ!」