次の日も、その次の日も同じことをして、同じように過ごしていた。
本当にこんな毎日はつまらない。
でも、少しだけ私が高野に対して変わってきた気がする。
それは、前みたい私に話しかけてくるけど、話しをしているあいだに高野があまり嫌では無くなってきた気がする。
ときどき、高野と話すと楽しいって感じがする。
でも、この楽しさは、はじめてかもしれない…
いや、ちがう、私には・・・
私は、昔もこんな風に楽しんでたりしてたんだ。
ー大貴ー
(あなたは、私のせいで…)
たがら、私が楽しんでは、いけない。
私は無意識にくちびるを噛み締めていた
(教室にはだれもいなくて、よかった
そう言えばこうやって、あの人のことを 考えていたら・・・)
ガラガラ
ドキッ
びっりして、そっと後ろを振り向くとそこには高野がいた。
「・・・やっぱり、お前悲しい顔してる」
「そんな顔はしてない」
「嘘つけ」