〜side高野勇士〜


劇は、メンドイけど、この後が嬉しいからまぁいいとしとく。

「いた〜高野君」


俺は、この声の持ち主を見るために後ろを振り返った。そして、顔をみたらいつも如月と一緒にいた女だった。

「たしか、名前は…」

「あんたね、一緒に練習してたんだから名前ぐらい覚えてよ。私の名前は木島さつきだよ‼︎」

「あぁ、悪かった
…で、なに⁇」

俺は、あまり謝る気が無かったから手っ取り早く話を進めた。

「謝る気ないでしょ」

ギクッ
そのことを木島には、ばれたみたいだった。

「まぁ、いいや。早くいいからこっち来て。時間が無いんだから」

っと言われて、腕を掴まれてある教室にむかった。

(一体なんなんだ⁉︎)

わけが分からず、ただただ掴まれて早歩きをしているだけだった。

ガラガラ
ドアが開いたと思ったら、急に木島が

「早く、これに着替えてね!」

無理やり連れて行かれたと思ったら、次は着替えろとか言ってきた木島に俺はずっと?がついていた。