Destiny Love〜奇跡の49日間〜









『海(うみ)、これからはおばあちゃんと暮らしていくのよ』

『海だけ?ママは?』

『海だけよ。ママとはしばらく別々に暮らすの』

『やだ…行かないで、ママっ!海も一緒にいく!』

『ごめんね、海』







引き止めるあたしの手を解き、あの人はあたしの顔を見ることなく背中を向けた。

泣きじゃくるあたしをおばあちゃんが抱きしめる。

あたしはしばらく泣いていたのを覚えている。






「はっ…。なんだ、夢か」



はっとして目を覚ました。

あの時、あたしは6歳だった。

あれから10年が経って、あたしは今年16歳になる。












「友達出来なかったらどうしよ〜」




入学式の朝。

振り分けられた教室であたしは一人ぽつんと座っていた。

入学式が始まるまでまだもう少し時間がある。



周りの子達は中学が同じだったり、元々知り合いだったりするのかグループが少しずつ出来始めていた。

も、もしかして、あたし一人ぼっち…?





「ねぇねぇ!どこの中学から来たの?」











「ああ、もうお嫁に行けない〜」

「その時は俺がもらってあげるって昨日も言ったでしょ?」

「だからぁ、覚えてないって」












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