「わぁ、本当だー!
工の目でかい!」


「俺…こんなに目でかかったら女みたいじゃん!」


「ふふっ」


「何笑ってんだよ?」


「だって可愛いんだもん!」


そう言って私は、ゲーセンの中を走り出した。


工に足遅いって言われたから、すぐに掴まっちゃうかな?




本当は私………
何かに吸い寄せられるように走ったんだ。



そう!そこにあったのは、天使のストラップ。

ぬいぐるみみたいだけど、鞄とかに付けられるみたい!