恐る恐る、遠慮なしにその紙を開いてみた。

そこに書いてある言葉に一瞬目を疑う…


何で、どうして?


悲しみが次第に募ってきた。






お父さん…ねぇ、お父さんってば………










そこに書かれている言葉には…

恋愛合宿最終日に、本来の姿に戻ったお父さんとほんの少しの時間だけ、お父さんが亡くなる前に埋めたタイムカプセルを探すというものだった・・・






最後に本来のお父さんに会えるんだ。
でもこの事について、どう工に触れたらいいのか全く分からない。







最後のお別れ…
そこには涙と悲しみが沢山詰まっていた。

その日がやって来るまで、まだ私は知らない。




お父さん、ごめんなさい。