「莉央ごめん…」


「何で美桜が謝るの?」


「だって私、莉央の気持ちを察してあげれなかったから」


「いいよ、もう!
私もう佐藤くんのこと好きじゃないし、新しい学校に行ったら彼氏作るから、美桜に応援してもらわないと困る」


「うん!莉央が幸せになるように、心から祈ってるね!
結婚式には絶対行くから、招待状宜しく~」


「美桜、考えるの早すぎ
結婚なんてまだまだ先だよ!」


「そうだね、テレッ」


「ねぇ美桜、佐藤くんと幸せになるんだよ?
絶対二人は離れちゃだめだからね
絶対青柳さんに佐藤くんを渡しちゃダメ!!」






私はこの時、莉央の言う通りにしていれば…


工と一時期離れることは無かったのだろうか。