教室に入り、

鞄をしまってからプリントに目を通してみた。


どう考えても多すぎる………。


時計を見てみると、

まだ7時30分だった。


朋樹に『仕事あるから、今日は先に学校行く』

そうメールを送ってから、

俺は仕事を始めた。


その時、

ガラララ………




教室の扉を開く音が

俺しかいない静かな教室に響いた。



まだ朝早い。



こんな時間に生徒なんてまずい来ない。


俺は、

教室の扉の方を見た。


教室の扉が開いて、

入ってきたのは………






綾だった。


俺は、

言葉を失った。