そしたら

後ろから元気な声が。




「誰に向かって言ってんの!?」




親友の朋樹の声だ……。



俺は朋樹に応える。




「何でもない!」




朋樹は、


両腕を大きく開き



空を向いて叫んだ。






「今まで頑張ってきてよかった~!!」





親友と一緒に入学したんだ。