俺は、
いつものように朋樹と学校に向かっている。
学校についたら
いつものように綾と話して、
いつの間にか夕方になっている。
そして
「じゃあね。」
そう言って家に帰る。
そんな一日が
今日も待っていると思っていた……。
朋樹の何気ない一言で
俺の今日からは変わり始めた。
「今度一緒に行くって言ってた映画に塚本も誘うか?」
「あれ?
そんなこと言ってたっけ?」
全く思い出せなかった。
「学校の帰りに話してたじゃん。一緒に映画に行こうって。修って綾しか頭にないんだな!」
そうかもしれない。
と言うより、
そう思いたかった……。
だけど
違った………。