自分で言っておきながら、

言ってしまったことで

認めざるを得なくなってしまい

余計に辛くなった。



「まぁ修なら大丈夫だって!」


そう言って、

朋樹は俺の背中をたたいてきた。


「何が大丈夫なんだよ、」


俺は呆れた顔で

朋樹の方を見た。


「修ならあっという間に
綾を彼女にできる!!」


「何でそうなる……?
さっき説明したじゃん。」


そんなことを言いつつも、

朋樹の言葉に

俺はすごく元気づけられていた。





朋樹と別れ、

俺は家に帰るとリビングに行った。


ソファーに座り

何となくテレビをつけて、

ぼんやりと画面を見つめたいた。