それから俺たちは
教室でいろんな話をした。
今までの思い出だったり、
他愛もない話だったり。
思い返していくと、
数えきれないほどの思い出があった。
みんなで笑いながら話していると、
辛かった思い出たちも、
笑えるようなことばかりで。
悩んだことも、
笑って飛ばせそうな気がした。
だから、
俺は今の俺でいられるんだ。
俺の高校生活が、
こいつらと一緒じゃなかったら、
前を向いて
歩いていくことなんて
できなかったと思う。
だから俺はもう
嘆いたりなんかしない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…