「修と別れんの辛いな〜。」


「俺も〜。」


「俺なんかこの青西で、
奇跡的に二年連続
同じクラスになれたのに!!」


「一緒に卒業したかったな。」


「もっと遊びたかったのに。」


みんな同時に話しているから

よくわからなかったけど、

そんなことを言っていた。


本当に良いやつらばっかりだな。


俺はすごく嬉しくなった。


こんな良いやつらと

別れるのはつらいけど、

それを悲しいだなんて

思っちゃいけない。


こんな良い出会いができたことに

感謝しないと。


俺は満面の笑みを作って

大きな声で言った。


「みんなありがとうな!!
最後は笑って過ごそうぜ!!」