俺はそのまま、

目を閉じ、

ゆっくりと眠りの中の世界に

入って行った。


夢の中では

何も悩むこともない……


苦しいことも何もない……。


だったら夢の中にいる方が

ずっと楽だ……。


そう思っていても、

俺の思い通りにはならず、

俺は夢の中から

追い出されてしまった。


目を開けると、

部屋の中には太陽の日が

差し込んでいた。


携帯の時計を見ると、

13時を示していた。


「結構寝たな……。」


今日は月曜日、

学校があるのに

俺はこんな時間に

起きてしまった。