綾は疲れがたまっていたのか、

すやすやと

気持ちよさそうに眠っていた。


俺は起こさないようにそっと、

ベットに寝かせて、

部屋の電気を切った。


枕元の電気をつけ、

小さな明かりに照らされた

綾の寝顔を見ていた。


こんなに気持ちよさそうに

寝ているのを見ていたら、

写真でも撮りたくなってきた。


俺は机の上に置かれた、

今日のカメラを見た。


「良かった。
あと一枚撮れる。」


俺はカメラを持って

綾の顔の近くに行った。


俺はすやすやと眠る

綾の頬にキスをして、

その写真を撮った。


「この写真見たら綾、
何て言うかな?
『修君〜、恥ずかしいよ〜!』
とか言うのかな?」