「っ!!
修っ!!」



朋樹が俺の肩をゆすっていた。



いつのまにか

眠っていたようだ。



「みんな、もう体育館行っちまったぞ?
修、本当今日どうしたんだよ?」




朋樹はこんな俺のことを


心配してくれていた。





「…………ごめん。」




「ん?別に良いよ。
話したくないなら無理に話す事なんかないから。」




「…………うん。」





「気が向いたら、
俺にくらい話してくれよな?」