一輝たちは

寂しそうな反応をしたけど、

やっぱりこのままの状態で

参加してもいいのか?


と考えると、

そうしちゃいけないような

気がしたから

俺は断ることに決めた。



冬休みに入り、

みんな受験を意識してか、

夏休みの頃のように

頻繁に会うことは

できなくなった。


冬休みは

みんなにとっては

受験前の大事な

時期だけど、

俺には受験は

あまり関係ないから、

することがない時が

割と多かった。


そして、

町が賑わう中、

俺はクリスマスも

一人ですごした。