夕日が半分、

太陽に沈み込み

海が真っ赤になって

光っていた。



『『『きれい…』』』



俺たちはその海を見て感動し、

言葉を失った。


夕日に染まる海を眺め、

夜になる頃に俺たちは

予約しておいたホテルに向かった。


ホテルに入ると、

一輝が鍵をもらいに行った。


「はい、修たち四人の鍵ね。
俺と奈央は二人部屋~」


そう言って、

俺たちに鍵を渡すと

奈央と二人で

部屋に向かっていった。



「あいつら二人部屋かよ…
ま、人数多い方が楽しいし、
部屋行こうか!」


俺はそう言って

綾の手を握って、

歩きだした。


その後ろを

疲れ切った様子の

朋樹と未紀が

ついてきていた。