朝起きてから、

昨日準備しておいた

旅行の荷物の確認をした。


荷物が全部整っていることを

確認してから

俺は着替えをして、

髪を整えた。


いつもより気合を入れて、

髪型を作り、

服を着た。


鏡の前で自分の服装を

何度も確認し、

万全の状態で

一輝の迎えを待った。


9時くらいに

家の前に一台の車が止まり、

インターフォンがなった。


誰が来たかは

確認しなくてもわかった。


俺は旅行用の鞄を持ち、

玄関の扉を開けた。


「よお、お待たせ。修!」


一輝が運転席の窓から

顔を出し、

俺に声をかけてきた。