今は物語を描いているのが楽しいし、
これからもこうやって
本を書いていけたらいいなって
思ってるけど、
本当にこれでいいのかな?
俺の選んだ道は
本当にこれでよかったのかな?
そんな疑問が頭をよぎった。
俺は無性に怖くなって、
枕に顔を押し付けた。
少しづつ目標に向かって
歩き出したのに、
何かにつまずいたわけでもないのに、
何故かどんどん怖くなっていった。
将来のこととか考えたときに、
こんな気持ちを抱えているのは
俺だけなのかな?
そんなことを思いながら
俺は窓の外を眺めながら、
眠りについた。
外ではきれいな満月が輝いていた。
その月は俺を
応援してくれているのかな?
それとも……。