そして自分の名前と

俺らの名前を探す。


そして、

見つけたかと思うと、

俺らの方に走ってきた。


そして、

朋樹に抱きつくと

満面の笑みで言った。


「やったー!!
ウチら同じクラスだよ!!
嬉しいー!!」


その言葉を聞いて

朋樹も未紀に抱きつき、

喜んでいる。


「新学期早々アツアツだな……。
見ててこっちが
恥ずかしくなってくる……。」


俺がそう言うと、

二人は顔を赤くしてこっちを向いた。


「で、俺らのクラスは?」


一輝がそう聞くと、

未紀は少し悩んだような顔をしてから

にっこりと笑った。