そんな風に
体が叫んでいるような気がした。
そんなことくらい分かってる。
それでも、
今伝えておかなきゃいけない気がするんだ。
伝えるって決めたなら、
すぐに行動しなきゃ。
決めたことを……
大切なことを……
後回しに何かしちゃダメなんだ!
俺は、
必死に拒む体を無理やり動かして
青西公園に向かった。
高校の近くの駅につき、
電車から降りたころには
体の方もやっと覚悟をしたみたいだ。
どんな結果でも、
受け止めよう。
そして、
それを受け入れよう。
そう覚悟を決めていた。
駅を出たところで、
俺は空を見上げた。
今日の空は、
少しだけ曇っていた……。