「俺も彼女欲しいな~!!」


「そのうちできるよ。」


そう言ってみたものの、

一輝を好きだという女子はかなり多い。


一輝が作ろうと思えば、

すぐにできるに決まってる。


でも、

それに気づかないのも

一輝の良いところ?なのかな。


それから、

電話越しに俺と一輝と朋樹でしばらく話した。


今日は本当に最高の一日だった。


俺は、

心からそう思った。


俺は、

今を楽しんでいる。


今を精いっぱい生きている。


今なら、

胸を張ってそう言えそうだ。



俺は、

今を楽しんでいる。


今を精いっぱい生きている。






「こんな毎日が、
これからも続きますように。」



俺は、

窓から外の星空を眺めながら

そう小さく呟いていた。